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総合演出に堤幸彦監督、メインテーマ曲をAK-69氏が制作!お二方に独占インタビュー 【前編】

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名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、2018-19シーズンのアリーナ演出の総合演出に愛知県名古屋市出身で演出家・映画監督として知られる堤 幸彦氏を、音楽プロデューサーに愛知県小牧市出身のAK69氏を迎えることになりました!お二方にご協力いただき、今までにないバスケットボールエンターテイメントをドルフィンズファミリーの皆さんにお届けします。

今回は、ご協力いただく、堤幸彦監督とAK-69氏にインタビューさせていただきました。ドルフィンズのことはもちろん、名古屋を盛り上げたいというお二方の熱い思いを是非感じ取ってみてくださいね!

—— ドルフィンズの総合的な演出・プロデュースを堤監督にお願いしております、そのテーマについてお聞かせください。

堤 幸彦氏(以下、堤):やはりドルフィンズレッドで「赤く染める」ということが、ビジュアル的な一番大きいテーマですね。映像にしろ、音楽にしろ、それから現場の演出をするにしろ、もうとにかく「赤が蠢(うごめ)いている」っていうことがキーコンセプトです。
二つ目のテーマは「勝てば盛り上がる、負ければ悔しい、そして次へ」という、スポーツの醍醐味を堪能できるような演出をさせていただくということ。

AK-69さんの楽曲を味方に得ることによって、エンターテイメントの時間として強く印象に残して、「次の試合もまた来たいなぁ」そして「来シーズンもまた来たいなぁ」と思っていただけるような演出にしたいと思ってます。

—— メインである試合の前後で音楽や光などを使ってトータルに演出していただけるんですね。

:そうですね。だからチアの皆さんの演出、それからキャラクター作りも含めて、いろんな手練手管を使って、とにかく飽きさせない、楽しい時間を提供したいと思ってます。

—— ありがとうございます。つづいてAK-69さんに質問です。堤監督の演出テーマを聞いた上で、私たちからのオファーを受けた時の率直な感想、また今回の楽曲に対する想いをお聞かせください。

AK-69 氏(以下、AK-69):まずオファーを頂いた時は、単純に嬉しかったですね。ホームが名古屋と小牧にあるっていう、地元を代表してるチームですから。それに、カラーもレッドで、コンセプトやテーマもすごく自分と重なるところがあったので運命を感じました。

試合だけ観てもドラマがすごいあると思うんですけど、せっかく自分の曲を使っていただけるので、やっぱりそこで僕の音楽と、堤監督の映像という視覚的なエンターテイメントを足して、さらにドラマティックものになるようにしたいなと思っています。

—— ありがとうございます。堤監督とAK-69さんがお話されているのを聞いていた際に、AK-69さんのスタイルには「HIP HOPをメジャーにしていき、お茶の間に広げていく」という思いがあると感じました。ドルフィンズの試合会場にも、たくさんの子どもたちをはじめとしたいろいろな世代の方に来ていただいていますので、是非その思いが伝わっていったら嬉しいなと思います。

AK-69:それはありがたいですね。

——では、続いてはお二人に共通の質問になります。お二方ともご出身やルーツが名古屋ということで、名古屋に対してどういった印象をお持ちになられていますか?

:私は6歳から18歳まで名古屋にいて、今は週に1回くらい帰って仕事をさせてもらっています。テレビ塔のリニューアルや、明治村、水族館、動物園とか、結構ランドマークの仕事をいただけるようになって、大変光栄です。

「物心ついた」という風によく言いますけど、自分が大人として、世の中の関わりみたいなものを意識しはじめたのが名古屋時代なわけです。私はAK-69さんとちょっと違ってロックの側だったので、コメ兵に行って安いギターを買っていました。当時はギターを壊すのがかっこよかったので、2,000円くらいでギターを買って、ステージで怒ったふりをして壊すみたいなことをやっていて。中区役所ホールとか大曽根の北区役所ホールとかでね。自分たちでお金出して自己満足的なライブをやって「世界と俺たちは繋がってるぞ」みたいな気持ちでいました。まあ結局才能がなくて、夢は叶わなかったんだけども。

しかしそこで見た風景、名古屋で見た風景が今の自分の礎だし、実はそこから全然一歩も成長してないんですよね。やっぱり、あの時見てイライラしたこと、怒ったことは未だに気持ち悪いなと思ってるし、あの時「こういうことやったら自分かっこいいんじゃないかな」って思ったことは未だにね、60過ぎてもですよ、まだ追求したいなと思うし、自分の培養液だなあという風に思っています。
で、今はもう親もいません、姉しかいないし。ただ、当時その気持ちを共有した仲間は、おじいさんになっていてもまだいっぱいいるし、そういう皆と語らいながら、その培養液たる地に恩返しをしたいなと僕は思っています。

—— 過ごされた時間というところで言いますと、もう関東の方が長いのでしょうか。

:全然長いんですけどね。

—— それでも名古屋でその時代を過ごされたことに意味があるのですね。

:そうですね。やっぱり東京でやってるのは仕事であって、それはもう本当に緊張感をもって「あの仲間と共にお金を稼ぎだす、あるいは世界に通用する作品を作るんだ」っていう思いだったので。プラグマティックにっていうのも変な言い方ですけど、東京は、自分の本当の思いをちょっと置いておいて、いかに仕事として自分が社会に通用するのかを技術的に高めていく場所なので。まあ戦場ですね、言ってしまえば。
しかし、名古屋においてそういうことはない。自分が青春の頃に持っていた思いを、もう一回追求したいなと純粋に思える街だから、これは全然意味が違いますよね。

—— なるほど、ありがとうございます。AK-69さん、いかがでしょう?

AK-69:基本的に堤監督と一緒なんですが、名古屋はAK-69というブランドを培った場所というか、「自分のアイデンティティはここだ!名古屋だ!」と思える場所ですかね。ラッパーは、自分の土地を代表することにすごく重きを置いているので。なんて言うんだろう、どこから出てきたか分からない人っていうのは、HIP HOP的にはかっこよくないんですよね。自分の地方色を消して東京でデビューしてただ売れたっていうのは、かっこよくないというか。

自分は名古屋で生まれて、名古屋で名前をあげて、そして名古屋で名前があがっているAK-69として全国に出ていきました。東京に比べたら名古屋はメディアの中心ではなく、やりづらいですが、名古屋で名前をアピールし続けるしかなかったですね。

名古屋ってすごく東京から遠いから、音楽業界の中で戦っていく術みたいなものを学べないと思われがちですが、でも俺は名古屋でその全てを学んだ気がしますね。東京の音楽業界で勝ち上がっていく勝ち上がり方とは違う、俺にしかできない、名古屋を背負って出てきたからこその価値がついたと思います。

今お金を稼ぐ場所は東京だったり名古屋以外のところが多いですが、やっぱり帰る場所として名古屋があります。誇れる街に自分がどれだけ寄与できるか分からないですが、でもこれからもっと、名古屋にはドルフィンズ含めいろんなことがあるよって誇れる街にしていきたいなっていう。それを担える1人になりたいってすごく思いますね。

お二方とも、名古屋で過ごした時間がご自身の礎となっていることが伺えたインタビューでした。後編では、名古屋の特徴に踏み込みながら、今後名古屋やドルフィンズが目指すところについてのお話を公開します。読み応えのあるインタビューとなっていますので、是非チェックしてくださいね!

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堤 幸彦
(つつみ・ゆきひこ)
愛知県名古屋市出身。演出家、映画監督として知られ、「金田一少年の事件簿」や「20世紀少年」など数々の大ヒット作品を輩出。「名古屋のチームだし街を元気にするための大きな題材ではないかと思いました。そのあたりに一番、魅力を感じました」と7月にドルフィンズとタッグを結成。今年2018年はParavi配信ドラマ「SPECサーガ完結篇『SICK’S』」、映画「人魚の眠る家」、舞台「魔界転生」制作。

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©︎Flying B Entertainment Inc.

AK-69
(エーケー・シックスティーナイン)
愛知県小牧市出身。
今までに2度の単独”日本武道館”公演を成功させた、孤高のHIP HOPアーティスト。
その熱い”歌詞”と”歌声”はトップアスリートからも絶大な支持を受け、プロ野球選手登場曲No.1に3度(’14年,’15年,’17年)、ボクシング世界王者やサッカー選手、騎手、体操、格闘技、力士など数知れず。バスケット界に新たな風を起こすため、地元チームであるドルフィンズのテーマソングを担当した。

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2018年10月4日