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選手の想いが詰まった、究極のコーヒーができるまで【ドルフィンズ×Beans Bitou】

選手の想いが詰まった、究極のコーヒーができるまで【ドルフィンズ×Beans Bitou】

今シーズンは試合だけでなく、グルメを含めたエンターテイメントにも力を入れています。特に注目すべきは、地元である名古屋の有名店とコラボしたドルフィンズオリジナルのドリンクメニュー!Beans Bitou(ビーンズビトウ)さんとブレンドコーヒーを、Y.Market Brewing(ワイマーケット)さんとクラフトビールを共同開発し、会場で販売しています。ドルフィンズから満田丈太郎選手と中務敏宏選手が各店舗へ赴き、オリジナルグルメの開発に参加!DDマガジンでは、コラボの経緯を踏まえ、各店舗での開発の様子をそれぞれご紹介します。今回は、ビーンズビトウさん編です。

名古屋のコーヒー文化を醸成する、歴史ある喫茶店


ビーンズビトウさんの歴史は、昭和52年にまで遡ります。

名古屋駅前に高層ビル群が立ち並ぶ以前、名駅三丁目に『純喫茶ポピー』の看板を掲げオープン。オフィス街のサラリーマンの癒しの場として、学生たちの隠れ家として、当時から名古屋の街に寄り添っていました。

2010年、建物の老朽化により閉店。2011年より伏見の錦橋で『喫茶神戸館』としてルーツを受け継ぎ、2019年から四間道(しけみち)への移転を機に『喫茶ニューポピー』の名に改め、再スタートを切りました。

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ビーンズビトウさんは、同店を運営するほか、自家焙煎豆の販売やカフェプロデュースなど幅広い事業を手がけているそう。会社の代表である尾藤雅士さんは、『純喫茶ポピー』を創業したご両親の意志を受け継ぎ、名古屋のコーヒー文化を丁寧に醸成されています。

そんな尾藤さん、コーヒーに対するこだわりはピカイチ。自分の納得のいく味を出すために、世界各国から豆を取り寄せ、ときには現地へ赴くことも……。ただ焙煎して淹れるのではなく、産地の理解もあり、生産から消費までこだわる焙煎士であるよう、日々の努力は惜しまないと言います。




選手の想いをヒントに、オリジナルブレンドを開発



今回、コラボ商品の開発に当たっても、尾藤さんはドルフィンズの選手の想いを丁寧に汲み取りながら、特別なコーヒーを淹れてくださいました。

その名も、「物語コーヒー」。尾藤さん自身が、焙煎工場へ足を運んだ満田選手(写真左)、中務選手(写真右)それぞれの現状やチームへの想いをヒアリングし、それに合う味や香りのコーヒーをブレンドします。

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ヒアリングは、二人がバスケットボールを始めたきっかけに始まり、まるで喫茶店の店主と世間話を楽しむような雰囲気で進んでいきました。「チームの現状を、プロ野球のチームに例えるなら?」といったユニークな質問も飛び出し、選手も思わず笑顔に。

中務選手「今のドルフィンズは、野球チームに例えると、広島カープを目指しているような印象を受けますね。若手を育て、チームを強くする。選手のみんなも『自分たちが成長しない限り、試合には勝てない』という共通の意識が、シーズンを経るごとに増しているように感じます」

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聞き上手な尾藤さんの前で、少しずつ明るみになる選手の本音。個人としても、チームとしても、もっと成長したいという前向きな気持ちが“言葉”に表れます。

満田選手「正直、昨シーズンは思うように自分らしさを表現できていませんでした。移籍1年目でもあり、チームのなかでも若手である意識が、そうさせていたのかもしれません。今シーズンは、そこから一歩抜け出したいです。遠慮することなく、ガンガン前に行きたい」

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中務選手「チームメンバーの顔ぶれは、新しく外国籍の選手が1名入りましたが、昨シーズンからほぼ変わっていません。僕の10年以上に及ぶプロ人生のなかで、メンバーがここまで変わらないのは初めて。これって、『何がなんでもこのチームで昨シーズンを超えるぞ』という意志の表れだと思うんですよね。事実、トレーニングメニューは昨シーズンよりハードになりました。だからこそ、今シーズンはこれまで以上に成長していきたい」

30分間に及ぶヒアリングから引き出された、選手たちのまっすぐな想い。尾藤さんはその一つひとつをメモに取り、世界でたった一つの特別なレシピを作り出します。

「ドルフィンズのクラブカラーである“赤”は外せない」「今シーズンのスローガンである、“超DO,RED.”を表現したい」など、オリジナルブレンドに入れたい要素のアイデアもいくつか挙げられ、具体的なイメージが固まっていきました。

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ここからは、テイスティングの時間。ヒアリングの内容をもとに尾藤さんが淹れた2種類のコーヒーを選手二人が飲み比べます。

尾藤さん「お二人のヒアリング内容から、今回はこの2種類のコーヒーを淹れました。オリジナル商品は、この2種類をバランス良く配合して作ろうと思っています。満田選手、中務選手にはこの2種類を飲んでいただいて、率直な感想を聞かせていただけたらなと」

普段からコーヒーをよく飲むという中務選手は、何杯か飲んだあとに「味や香りが全然違う!」と驚きを隠せない様子。オフの日は、コーヒー片手にゲームをする満田選手も「こっちはまろやかな味わいですね」と感想を述べます。

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「ドルファミ(ドルフィンズファミリー)だったら、どんなコーヒーが好きかな?」

そんな会話からも、コーヒーの完成図はどんどん描かれていくようです。

テイスティングが終わったところで、この場はお開きに。ここからは、尾藤さんが最終調整を行い、オリジナルブレンドを完成させていきます。

最後に、尾藤さんから今回のヒアリングを通じた感想や、完成品を作るにあたっての意気込みについて話していただきました。

尾藤さん「満田選手、中務選手の言葉からは“人間味”を感じましたね。試合の勝ち負けだけではなく、ゲーム中、トレーニング中、プライベートでの葛藤や夢まで聞かせていただき、僕自身、バスケットボールへの関心も深まりました。今回のオリジナルブレンドでは、ドルフィンズのクラブカラーである赤色のコーヒーを作りたいと思っています。もちろん、真っ赤ではありませんけどね(笑)。お二人から伝わった情熱も含めて、コーヒーの色や味で表現できればと思っています」

一体、どんなオリジナルブレンドができあがるのか? 選手の想い、尾藤さんのこだわりが詰まった究極の一杯を、ぜひドルフィンズアリーナで飲んでみてくださいね。

(取材時点:2019年7月31日)



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